アミです。
あじさいを見ると、思い出すことがあります。
◆春の海 【アミの一口コラム 268】◆
以前いた学校で一人の女の子と話をしたことがあります。
その子は、2年生です。
転勤族の子どもです。
その子は、学校に行くことを行き渋っていました。
話を聞いてみました。
すると、彼女は、こんなことを言いました。
「私は、この町に来たくなかった。
前いたところの方がよかった。」
と。
「どうして?」
と、アミが聞くと、その子は
「だって、この町には、意地悪でこわい人がたくさんいるから・・・。
前いたところは、優しい人ばかり・・・。」
と、言いました。
アミは、彼女が前いたところを知っています。
確かに、そこの県の人は、心温かく、おっとりして、人がいい人が多いです。
それに引き替え、アミの住んでいるところは、確かに「こわい人」というか、激しい性格の人が多いのは、事実かもしれません。
アミは、心の中で
「この小さな2年生の女の子に、なんと言って説得をしようか・・・?」
と、思いました。
ふっと机の上を見ると、あじさいが何本か飾ってありました。
アミは、とっさにあじさいの花に手を伸ばしました。
1本は、しおれた花。
もう1本は、大きくぱっと咲いている花。
アミは、言いました。
「このあじさいをみて、どう思う?」
と。
女の子は、答えました。
「しおれて枯れそう・・・。」
と、悲しげな声で言いました。
アミは、言いました。
「先生は、この2本のあじさいを見て、わっ、きれい!! と、思うよ。
確かに、もう1本は、しおれて今にも枯れそうだよね。
それは、そうなんだけど、先生の目にぱっと入ってくるのは、この大きくきれいに咲いたお花の方よ。
枯れそう・・・と、悲しんであげられるのは、あなたの心が優しい証拠だよ。
でも、枯れそう・・・と、そのお花をじっと見つめても、そのお花は、もとには戻らないよ。
だから、枯れそうなお花には、今まできれいに咲いて、私達を楽しませてくれてありがとう・・・と、言って、土に戻してあげるといいよ。
いつまでも、枯れそう・・・と、悲しい気持ちでじっとしおれかかったあじさいを見つめていても、心は悲しいままでしょう。
心に入れることは、できるだけ、楽しいこと、うれしいこと、いいことをいっぱい入れることよ。
いやなこと、つらいことをじっと見つめて、心にいれたままだと、心が重くなって、いやになるよ。
学校にも、行きたくなくなるよ。
つらいことといいことがあったら、なるべく、いいことを見て。
この町のいいとこ探しをしましょう。
この町の人、この学校の人のいいとこ見つけをしましょう。」
と、話しました。
そして、地域の子どものボランティア活動に入ることをすすめました。
そこには、心優しい子供達が集まっているからです。
また、地域のよさを肌で感じることができるからです。
その子は、今、何とか、がんばって学校に行っているようです。
◆編集後記◆
自分の心を重くする
「マイナス的な話題」
「マイナス的な出来事」
「マイナス的な映像」
等は、なるべく、心の中に入れないようにしましょう。
困っている人、悲しんでいる人に温かい気持ちをもつこと、実際に支える行動は、素晴らしいことです。
でも、それらのことをずっと、心に押しとどめないようにしましょう。
自分の心の中を時々覗いてみてください。
心の中に、
「マイナス的な・・・」
が、鎮座していませんか?
自分の心の色をぱっとイメージしてください。
灰色、黒等の色は、思い浮かびませんか?
今からは、心の管理が大切です。
世の中は、今からよりいっそう、ぐちゃぐちゃになっていくでしょう。
悲しいこと、つらいことも地球規模で起きるでしょう。
でも、それは、浄化のためのステップです。
心を安定させ、周りのことに振り回されないで、春の海のように、
温かく、ゆったりとした心を維持してください。
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